自分が変われば世界が変わる
先日ある職人タイプの方から初対面でいきなりこんな質問を投げかけられました。
「島津さんは本を書いてますけれどもいったいどうやって生計を立てているんですか?
私、なんかそういうリアルな感覚が見えないと信用できなっていうか心を開けないんですよね」
「初対面でこんなことを聞くなんて・・・なんて失礼な奴なんだ」
若い時の私ならきっとこんな感じで真面目に答えなかったと思います。
でも、年齢や経験を重ねたことで私は変わりました。
今の自分が、今の会社がどうやって売り上げをあげて、どうやって生計を立てているかを
初対面の彼にも丁寧に説明しました。
ありのままに、初対面の人にそこまで説明する必要があるのかという位に・・・。
するとどうでしょう。
その職人タイプの彼はみるみる表情が変わり
「是非、本を読んでみます。応援します!」
と、まったく別人のように表情が変わっていきました。
日常の生活や職場においても、どうしてあの人は私のことを理解してくれないんだろう、とか
あいつだけは苦手なんだ、という人はだれにでもいるでしょう。
北風のように威圧的に変えようと思っても、たとえ表面的には変えることができても
たとえ短期的には変えることができても、本心から変えることはできません。
相手を変えたければ、周囲を変えたければ、まずは自らが変わるべきです。
粘り強く、自分を理解してもらえるように接していけば、必ず相手は変化していきます。
自分が理想とする世界を築きたければ、自分のいる世界を変えたければ
まず、自分が変わることです。