ダイアログ「イノベーションと思考の枠」
富士通エフサスさんが運営する「みなとみらいイノベーション&フューチャーセンター(IFC)」
にて開催されたダイアログ「イノベーションと思考の枠」にゲストとしてお招きいただきました。
今回のダイアログの目的は2つ。
1つはこの先端的な素晴らしい施設(IFC)をどのように広め活用していくか。
2つめはイノベーションの阻害要因となる「思考の枠」を
外すために禅・ZENをどのように活用したらよいか。
この2つのテーマを社内外の参加者で、坐禅体験も交え、
ワークショップ形式で話し合いました。
禅や瞑想を社員教育に取り入れているケースは実は国内より海外の方が進んでいます。
あのグーグルでも社員教育プログラムの一つに「禅・瞑想」を取り入れています。
業務時間の20%を自分の仕事以外の時間に充てたり、栄養士をつけて健康的な食事を社員食堂で提供したり。
グーグルでは様々な社員のサポートを実施しています。
そんな社員教育、サポートの一環として「禅・瞑想」も取り入れられています。
これは社員のメンタル管理という側面とイノベーションを生み出す風土を創り出すという側面から
実施されているのです。
このような取り組みはまだまだ先端的な事例ではありますが、今回の富士通エフサスさんをはじめ、
今後は日本企業でもメンタル対策やイノベーションを生む風土、コミュニケーションを高める手法として
禅・ZENを導入する企業が増えていくことでしょう。
今回のダイアログでは10分・15分の坐禅を体験して
いただきましたが、参加者によってその時間の感じ方が
異なったり、日々忙殺される中でこのような静寂な時間が
とても必要だと感じていただいたり、様々な気づきがあったようです。
まさに「Don't Think! Feel!!」
考えるよりも感じることの大切さを「感じて」いただけたのではないでしょうか。
そういえば日常でふとアイデアが浮かぶのも「何も考えていない」リラックス状態の時が多いですよね。
終了後の皆さんの表情がスタート時よりもスッキリして、穏やかになっていたのがとても印象的でした。