組織の心理的安全性を高めるには禅が効く
「最も高いパフォーマンスを発揮するチーム(組織)は心理的安全性が高かった」
グーグルが2012年から約4年もの年月をかけて実施した大規模労働改革プロジェクト
「プロジェクトアリストテレス」の調査結果により、組織の「心理的安全性」が注目されています。
心理的安全性とは
1.他者の反応に怯えたり、羞恥心を感じることなく
2.自然体の自分をさらけ出すことのできる環境や雰囲気
と定義することができます。
プロジェクト活動などのビジネスシーンにおいても「本来の自分とは大きく異なる仕事用の人格を
演じることなく、チームに所属するすべてのメンバーが普段通りのリラックスした状態で活動に参加すること」
がとても重要です。
特に日本人は「周囲の目を気にする」「全体の空気を読む」国民性がありなかなか本音を言いません。
体育会的な組織風土やリーダーが高圧的なタイプの場合、この心理的安全性が確保されにくいという特徴が
あります。
心理的安全性が損なわれると
1.うつ病によるメンタル疾患者が増える
2.退職者が増える
3.イノベーションが起こりにくい
4.保守的な人材が優遇される
等々、企業の成長性を阻害する様々な現象が起こります。
ボトムアップの限界を考えた場合、リーダーの変容のみが活力ある組織に生まれ変われる唯一の方法です。
チーム(組織)のリーダーが坐禅やマインドフルネスを実践、習慣化することにより、ネガティブな感情を
コントロールできるようになったら・・・
それだけでチームの雰囲気は劇的に確実に変わっていきます。
3年に渡る禅研修でそのことを確信しました。
詳しくはまたこのブログで書いていきます。