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禅マインドブログ

集中・没入のその先にある「身心脱落」

先日、伊豆大島でワーケーションをしてきました。

伊豆大島は活火山の三原山を擁する自然あふれる島で
島の大きさは島内を車で一周するのに約60分。

アクセスは竹芝港からジェット船に乗って90分。

意外とあっという間に着きます。

ちなみに・・・

伊豆大島って東京都なんですよね。

車はあこがれの品川ナンバーです(笑)


さて、そんな伊豆大島で
ワーケーションをしてきました。

リモートワークだからこそできるワーケーション。

やっぱりメリットは
自然あふれる環境の中で
ストレスフリーに
仕事ができるということでしょうか。

特に大島は海を渡り、
たくさんの大自然が残っているので
海や風、鳥の声を聴きながら、
集中して仕事に臨めます。

今回はたくさんの課題をもって島に入ったのですが
なかなかその課題の答えが見出せずにいたので
自然の中で坐禅を組むことにしました。


一度目の坐禅(20分)

 まだまだ思考が暴れている状態

二度目の坐禅(20分)

 頭の中の霧が晴れていく感覚

三度目の坐禅(20分)

 一気に身体が軽くなり、課題の答えが降りてきました。


坐禅をして、
あえて思考を手放すことで
頭の中で情報が整理され、
最適な解が降りてきた感じです。


坐禅をしたことがない方や
10分くらいしか経験がない方からすると

「えっ?60分も?絶対無理!!』

と思われるかもしれません。

それでも坐禅を深めることで
「答えが降りてくる」感覚を知ると、
やはり坐禅はもう生活、人生の一部となります。


この雑念や暴れる思考、
固定観念や自分への執着が「ずるっ」と
抜け落ちる感覚を

「身心脱落(しんしんだつらく)」
といいます。

不安や迷いの渦に飲み込まれた時には
とりあえず「坐る」


歴史に名を残す偉人や、
一流のトップアスリート
著名な経営者がなぜ禅に取り組むのか?

その答えをあらためて体感した気がします。


2022年08月15日

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